〈クリニックでの働き方〉病床規模の小さい施設で働く看護師のメリット・デメリット

クリニックで看護師として働くことには、メリットとデメリットがあります。

まずメリットとして最初に挙げられるのは、「夜勤が無い」という点です。クリニックでは一部を除き日勤のみで、日曜日は固定休だったり年末年始やお盆の時期にまとめて休みを取ることもできるため、仕事と家庭の両立がしやすいです。

2つめに挙げられるメリットは、「勤務先が近い」という点です。病院と比べるとクリニックは数が多いため、自宅から近いところを選びやすいためです。子どもがいる場合は保育園への送迎なども考慮して選べるなど、働き方を自分に合わせやすい職場だと言えるでしょう。

3つめのメリットは、「負担が小さい」という点です。クリニックの看護師の仕事は、主に医師のサポートになります。また受診する患者の症状もそれほど重くないため、専門的知識が必要ということもなく、精神的にも身体的にも負担が小さく済むのです。

次にデメリットを見ていくと、まず挙げられるのは「給料が低い」という点が挙げられます。病床規模の大きい病院と比べると、夜勤が無いため勤務時間が短く手当もつかないことから、必然的に低くなってしまうのです。年収で言うと50万円から100万円も下がってしまうケースもあるため、転職を考える場合には注意しましょう。

2つめのデメリットは、「1人当たりの仕事量が多い」という点です。クリニックはスタッフの数が少ない為、1人に割り当てられる仕事量が増えてしまうことがあります。医師のサポート以外に、事務作業や受付業務など看護以外の雑務もしなければならない場合があり、そのような仕事が苦手な人には大きな負担となってしまいます。